sai’s blog

書いてみようかなと

子宮摘出手術での入院生活②

手術日

朝起きてまもなく、看護師さんが浣腸にやってきました。痛くはなかったけどとにかく気持ち悪かった記憶。ほんとにこれで全部出たのか訝しく思いながら呼ばれる時を待つ…

 

え、夫が来てない!!!!!

貴重品を預ける予定だったのに来ない!!!でも時間になったから、ひとまず私は手術室へ…

 

もうここで寝坊なんじゃないかって疑ってるんだけど、正直私はそれどころではないんだよ!!

上半身脱いで手術台に寝そべり、点滴を刺し(痛かった!!)担当医さんたちに囲まれながら夫に連絡がつくのを待つ………

待つ……

ひらすら待つ………

……

来ねえ!!!!!!

 

朝イチの手術から押したら後ろの予定大変じゃん!っていう申し訳なさに耐えられず、始めちゃってください!とお願いしました。でも万が一の時に連絡取れないといけないというので、誰か他に今日の手術を知ってる家族はいないかと。…いないんだよ~~心配かけるかなというのと、子宮取るってなったら親は嫌なのかなとか色々考えてしまって友達にしか言ってないのよ~~。こんなことになるなら伝えとけばよかった…!どうしようもないので知らせていないけど親の連絡先だけ伝えて開始してもらった。これもさ、親の携帯番号なんて覚えてないからスマホ持ってきてもらってさ…。あの時間今思い出してもハラハラする…。手術台の上から夫に電話もかけました。貴重な体験だな、とか思いながら。退院したら直接理由聞こうと思ってるんだけど十中八九寝坊だと思ってる…。あいつ許さない…!

そんなスタートでしたが、麻酔はすぅっと効いて、ぼーっとする薬入れますね~で、あぁほんとぼーっとする…麻酔入れます~…むにゃ………と意識なくなりました。

 

終わりましたよ~で目が覚めたけど、まだ全然ぼーっとしてて、旦那さん連絡つきましたよ。で良かったーと思って、その後なんか運ばれてんなという感覚。自室に着いてから痛みとか聞かれて、お腹痛いと言った気がする。痛み止めするか聞かれて、そこまでではないって言ったかな…。気持ち悪さとかもなかった。あと寒かったのか電気毛布とかかけてもらってた。

 

ここからが地獄の時間……

意識がハッキリしてきたら、妙な尿意。尿の管に心電図に点滴、足のポンプとめちゃくちゃつながれてる!!てか、傷いっっった!!!!!

寝返りできますって言われても、痛くてとても動けない😭看護師さんに抱えてもらって右向いたり左向いたりしながら痛みと格闘…。管さしてるけど尿意をどうしたらいいかもわからないし、足のポンプが傷に響くし、手の甲に点滴刺してるから左手も痛いし肩も脇腹も痛いしスマホ見る気にもならずひたすら安静に戦ってた(´°̥̥ω°̥̥`)想像してたよりずっと、ずっっっっっとつらかった。

手術が何時に終わったかもわからないから、どれくらいそうしてたのかもわからない。時々看護師さんが来て傷見たり血圧とか熱とか測ったり尿の様子見たり体勢変えたり。夜の看護師さんがさ、一週間の中で唯一嫌だなって思った人なんだけど、寝返り全然手伝ってくれないし、カタコトだからなのか言い方も傷見るのも乱暴だしでほんと、本当にいやだった。前の看護師さんが寝返りのときに背中側に置いてくれてたクッションは足元にやっちゃうし、暑くなってタオルケットだけかけてたんだけど、いつでも掛けれるようにって横によけてくれてた布団も足元にしちゃうし、まぁ配慮のない人だった。今思えば一番辛いときに…!!

そんなこんなで足のポンプがシュコーシュコーいう中、寝たり起きたり寝たり起きたり…というか痛くて寝れなくて!!!深呼吸しようって思っても胸も痛くて思い切り吸えないし、もう無理限界😭ってなってナースコールを押しました。

あの人来るのかなやだなって思ってたけど別の人でほっとし、いたくて寝れなくてぇぇって言って痛み止めを入れてもらった。早く効いて…!って思ってるうちにようやく眠れたのでした。